About MorinoKi 【杜の樹について】

杜の樹の由来

宿の正式名称は、「おたるないバックパッカーズホステル杜の樹」といいます。

  • 「おたるない」とは、小樽地名の由来であるアイヌ語の「Ota-ur-nai(砂浜の中の川)」から取りました。
    ※「おたるない」は「小樽の中」という意味ではありません。
  • 「バックパッカー」とは、バックを背負って旅をする個人旅行者のことで、そういう旅人のための宿なので「バックパッカーズホステル」。
  • 「杜の樹(もりのき)」近くに水天宮(すいてんぐう)という神社があり、その昔は、この一帯が神社を中心とした小高い「鎮守の杜」だったのだろうということで、その「杜の中の一本の樹(全の一)」という意味でつけました。
ですから、「おたるないバックパッカーズホステル杜の樹」には、
  • 過去の小樽の残映。
  • 旅の憧憬。
  • 旅人との出逢い、語らい。
など、いろんな思いがこもった宿です。

2010/01/08 | Print This Post Print This Post

コンセプト

unisk あるいは unisuk」という言葉があります。これはアイヌ語で「互いに頼る。力を合わせる」の意味だそうです。また、「ureshipa」という言葉は「互いに育てあう」の意味だそうです。(聞きかじった文献からなので、もしかしたら間違っているかもしれません。ご了承下さい)
杜の樹はこのまちの一部であり、このまちが杜の樹の全てのステージです。まちと共に歩んでいかなければ、杜の樹は存在しません。旅人とまちと杜の樹の共生・助け合い・コミュニケーションが杜の樹のコンセプトです。

杜の樹は「宿」です。また、杜の樹は「旅先のあなたの家」です。
カフェもなければレストランもありません。卓球台もなければ、温泉もありません。ちなみにTVもありません。
その全ては「宿」の外にあります。そう、まちに全てがあります。自分のうちで過ごすように、まちを楽しんでください。
ここはそんな宿です。

改めてもう一度言いますが、杜の樹は「宿」です。イベント屋ではありません。なので杜の樹が主体となって宿でイベントをやることは、まずありません。(ホームパーティは程度はあります)
ただ、何かに協力して、行うイベントはあります。
また、宿泊者や地元の人に場所として提供することはあります。それも「unisk」のひとつだと思っています。

「旅人は自由」です。そんな自由な旅人を受け入れる「宿」もまた自由でなければなりません。
自由な旅人のためのできるだけシガラミの無い宿でありたいと思っています。
でも、誰とでも協力し合います。それが「unisk」だと思っています。

何度も言いますが、杜の樹は「宿屋」です。それ以上でも、それ以下でもありません。
「あの宿があるから、あの町に行こう」という「目的の宿がある町に行くのではなく」のではなく、「あの町に行こう。ついでにあの宿に泊まろう」という「目的の町にある宿屋のひとつ」でありたいと思っています。この町のほんの一部でいたい。
それが杜の樹という宿屋なのです。

2012/03/22 | Print This Post Print This Post

もりのきノはじまり

「おたるないバックパッカーズホステル杜の樹」は、1999年9月22日(水)北海道小樽に北海道で最初のバックパッカーズホステルとして誕生した。

その数年前、かみさんと二人で、ワーキングホリーディを利用しニュージーランドで1年間暮らしていた。その時、よく利用していたのが、バックパッカーズホステルである。

旅人が集い、出逢い、語らい、そしてまた旅立っていく。
基本は男女別相部屋。自炊ができ、みんなが集まる部屋がある。
個室にこもるのではなく、そこに集った人々と、旅の情報交換や、他愛のない語らい、一緒に酒を飲み、時にはそこから一緒に旅に出る。
そんな自由な旅を体感できる宿がバックパッカーズホステルであった。

また、僕を惹きつけたのが、宿と町の関わり合い。
宿には食事の提供もなければ、カフェも、バーもない。オーナーもほとんど姿を見せないこともある。
僕らは自ずから町を歩き回る。小さな食料品店で食材を買ったり、村に一軒しかないレストランで食事をしたり。
そこに宿があるだけで、その小さな村に多少なりの利益を生み出すシステム。
町全体があたかも巨大なホテルのようでもある。
ちっちゃな宿がでっかいことやってるようにも思えた。

はじめは「こういう宿は日本にはあまりないよね」が、
「日本にあったらいいね」となり、
「なければ作ろう!」と思いは変わっていった。

帰国後、宿になるべく場所探し。
はじめから、新築は考えて無く、古民家などを探し歩いた。
それは小樽でだけでなく、北海道中を。
でも、僕たちの目に留まったのは、郷里小樽の古い家。
ここを見つけ、約2年かけて改修。

そして1999年に「おたるないバックパッカーズホステル杜の樹」としてオープンした。

それ以来、日本国内、世界各地からの旅人にご利用していただいている。

今度は、僕らが、旅人を迎え、送る立場。
でも、僕らはいつまでも自由な旅人である。

2010/01/08 | Print This Post Print This Post

杜之樹的広告



 のっけからこんなことを言うのも、どうかと思いますが、この宿は、「老若男女を問わず、どなたでもお気軽にお越しください」というタイプの宿ではありません。
 大変申し訳ありませんが、「しみじみと孤独を楽しみたい方」や「二人っきりで甘いひとときを過ごしたいカップル」、「大勢で酒を飲み騒ぎたいグループ」には、決してお勧めいたしません。

 また、この宿には、完全なる個室は存在しません。ベッドルームでの飲食は出来ませんし、お風呂やトイレは共同です。
 さらに、古い民家を改装したので、柱が少し傾いていたり、戸がチョッとイビツだったり、廊下がキシむところがあります。
 石垣の上にあるので、坂道を登って疲れ切っているのに、追い打ちをかけるように石段があります。重いスーツケースでお越しの方は大変かと思いますので、次回はバックパック来て下さい。

 また、古い日本家屋なので、バリアフリーではありません。本来なら、バリアフリーにしなければならないと、思っております。これはこちらの落ち度です。申し訳ありません。車いすでは廊下も通られません。トイレも行けません。これでは、本当にいけないと思っています。建物の不備は人のアイディアとチカラでカバーしたいと思っておりますので、至らぬ点ご迷惑をおかけする点はご了承ください。

 冬期間は、凍死こそしませんが、室内でも、とても寒いと思われます。大きな改築工事をしたり、暖房設備などを充実すれば、いいのかもしれませんが、そう簡単には出来ない事情というものがもあります。

 この宿には、温泉はありません。もちろんお風呂やシャワーはあります。カラオケもありません。バーもなければ、ルームサービスもありません。テニスコートもありませんし、卓球台もありません。
 その上、この宿には、普通のテレビはありません。テレビは、DVDとCS専用なので、地上波は映りません。野球や連続ドラマなどを見たい方には、不満に思うかもしれませんが、そのことで、家代を責めたりしないでください。今後もてれびを撤去することはあっても、「スマスマ」を見られるようになることはありません。

 でも、この宿には、マンガがたくさんあります。数は多いのですが、少々偏ったところがあります。「たがみよしひさ」の作品は、ほとんどありますが、「鳥山明」は一冊もありません。「ガラスの仮面」も「ワンピース」もありません。でも「石の花」や「火の鳥」はあります。お客さまのお好きなマンガがないからといって、家代に詰め寄らないでください。

 この宿には、2匹のイヌがうろついています。犬種は、大変由緒正しいイヌですが、そう思えない節もあります。この宿にあなたが来たときは、かなり大きな声で吠えると思いますが、絶対に噛むことはありません。飛びつくことがあっても、決して噛むことはありません。たまに機嫌が悪いときは、怒ることもありますが、きっと噛むことはありません。走ったりすると、吠えて追いかけてきますが、たぶん噛むことはありません。イヌが嫌いな方には、恐怖であると思われますが、ご了承ください。彼らは、彼らなりに、一生懸命に接待しているので、許してやってください。

 この宿は、こういう宿ですが、小樽運河にも近いですし、寿司屋通りもすぐそこです。まあまあの眺めですし、落ち着いた静かな宿です。
 また、宿には、幾枚かのJAZZのレコードがありますし、日当たりのいい縁側もあります。ビクトル・エリセの映画もありますし、村上春樹の本もあります。小樽ビールもありますし、焼酎もあります。
 さらに、家代は、気が向くとコーヒーを淹れますし、パンも焼きます。蕎麦も打ちます。話し相手には最適な存在でありますし、知っていることは何でも教えます。でも、知らないことがたくさんあるので、そのことで呆れないでください。

 ま、とにかく一度来てみませんか?

masa harada 2000年春/2008年秋改


2010/01/08 | Print This Post Print This Post
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おたるないバックパッカーズホステル 杜の樹: [住所]〒047-0028 北海道小樽市相生町4-15 [電話]0134-23-2175